つい、先日の事ですが、ある高校生が突然教室を訪ねてきました。
高校1年生になった卒塾生の男の子です。
彼は、東大に毎年30-40人の合格者を出す都内の名門校に通っています。
聞くと、「成績はそこそこ上の方だよ」とのこと。
通塾していた頃の事を色々と話しました。
私「算数の先生によく叱られていたよね」
彼「ふざけすぎていたから仕方ないね」
私「5年生で学習会に転塾してくるころは偏差値40も無かったよね?」
彼「よく受かったよね。まぁ頑張ったもん」
そう、彼は折り返し地点がとっくに過ぎた5年生の秋、まだ偏差値30台だったのです。
それが今は、早慶はほぼ合格できる、東大や医学部を目指すこともできる、
そんな環境で、そんな位置にいるのです。
もちろん、彼自身の頑張り、ご家族のサポートがあっての事です。
ただ、少なからず学習会で頑張ったことが彼のターニングポイントにつながったからこそ、
彼はこのように遊びにきてくれるのだと思います。
こんな風に生徒が卒業しても顔を見せに来てくれる・・・
この仕事を続けている一番の醍醐味かもしれません。