子どもの未来をつくることにやりがいを感じるからです。
私は、中学生や高校生に家庭教師の紹介もしていて、これはこれで目標達成に向けたサポートなのでやりがいはあります。
例えば、中高生には「聖徳太子は推古天皇の摂政になった」と教える時「摂政は、女性または子どもの天皇に変わって政治をする役職」という説明で事足ります。
ところが小学生は違います。
「天皇って何?」「政治って何?」「聖徳って名字?」
こんな質問が返ってきたりします。
あるいは「この漢字覚えようね」と指示しても、「どうやって?」と、こんな質問をしてくるのが小学生です。
天皇とは?
政治とは?
名字とは?
大人でも、きちんと答えられる人はどのくらいいるでしょうか?
いつからか「考えること」をやめて、「覚えること」に専念するようになった人が増えたように思います。
自分なりの勉強のやり方を身につけていく
原理原則を追求する勉強の意味を見つけていく
小学生はこんなところから成長をしていくのです。
だから、中学受験のサポートは面白いし、やりがいを感じるのです。
私自身、最初に就職したのが26歳と遅かったのですが、最初に勤めたのは営業が強めの家庭教師センターでした。営業成績は良くて、1年ほどでチームのリーダーのような立場になっていました。
2年が過ぎた頃、ある大手塾から誘われて、その会社では初めての営業マンとして採用されました。任された家庭教師部門は最初赤字でしたが、1年目から黒字化し、2年目くらいには事業部長というポストをいただきました。この頃まではある程度自由に動けていましたし楽しくやっていました。
ところが、役職に就くと話は違います。様々な営業数字を負わなければならなくなり、指導方針等もずれを感じるようになりました。
もっと子どもの成長と将来のために尽くしたい
もっとお母様お父様ともきちんと向き合い協力関係を作りたい
もっと先生たちが授業など生徒指導に専念できる環境を整備したい
そこで転職も考えたのですが、ぴったり一致する会社はなかなか見つかりません。
それはそうです。教育についての考え方なんて人それぞれですし、それを商売にしようとなると一致することはまずありません。
そして、理念を共有できる先生達と始めたのが、この「学習会」なのです。
ここ数年力を入れてきた「進学塾事業」については生徒獲得も教務面も安定してきました。
ここで、原点回帰で家庭教師事業に力を入れなおしていこうと思っています。
私と一緒に家庭教師事業を盛り上げて、この学習会を大きく育てていきましょう。
皆さまとお会いできるのを楽しみにしております。